秋田県にかほ市の夏の風物詩「にかほの花火2025」について、地元の方も観光で訪れる方も気になる屋台情報や駐車場事情、そして混雑を避けて楽しめる穴場スポットまで、詳しくご紹介します。
この記事で分かること↓
- 屋台情報:象潟海水浴場に31店舗のキッチンカー・露店が17:00~21:30で営業
- 駐車場:会場周辺は駐車場なし、市内3か所の臨時駐車場から無料シャトルバス運行
- 穴場スポット:道の駅象潟「ねむの丘」展望室など混雑を避けて楽しめる5か所を厳選
- アクセス:JR象潟駅から徒歩5~10分、電車利用が最もスムーズ
- 交通規制:15:00~会場周辺、17:00~周辺道路で実施、詳細は当日案内に従う
日本海をバックに打ち上がる約4,000発の花火は圧巻で、波打ち際から上がる花火の迫力は他では味わえない特別な体験です!
以下本文では詳しく解説していきます。
にかほの花火2025の基本情報
今年で市制20周年を迎えるにかほ市で開催される記念すべき花火大会について、まずは基本的な情報を確認していきましょう。
開催概要
項目 | 詳細 |
---|---|
開催日時 | 2025年8月23日(土)19:30~20:30 |
順延日程 | 荒天の場合は翌24日(日)同時刻 |
開催場所 | 象潟(きさかた)海水浴場 |
打上発数 | 約4,000発 |
観覧料金 | 無料 |
予想来場者数 | 約22,000人 |
主催 | にかほの花火実行委員会 |
後援 | にかほ市・にかほ市商工会 |
この花火大会の最大の特徴は、波打ち際5か所から打ち上げられる花火の迫力です。
音と光が一体となって響く様子は、まさに感動的な体験となるでしょう♪
今年は特に「祝にかほ市20周年」を記念して、指の形で「2」を表現し、ひまわり絵柄をモチーフにした特別な花火が予定されています。
池田修三木版画「ピース」をテーマにしたデザインで、市民の幸せと未来への希望を表現した素晴らしい演出が楽しめそうですね。
記念すべき年だからこそ、例年以上に盛大な花火演出が期待できます。
地元の方々の愛情がこもった手作りの花火大会という温かさも、この大会の魅力の一つです。
にかほの花火2025の屋台の出店場所やグルメ内容
お祭りといえば屋台グルメですよね! 今年のにかほの花火では、地元秋田の名物から話題のB級グルメまで、バラエティ豊かな31店舗が会場を盛り上げます。
■営業時間と場所
屋台の営業は17:00から21:30まで。花火が始まる前にゆっくりと食事を楽しみ、花火鑑賞後もお祭りの余韻に浸りながらグルメを堪能できる時間設定になっています。
■出店エリア詳細
- Aエリア(打上げ側):花火を間近で見ながら食事が楽しめる特等席エリア
- Bエリア(北側):会場出入口に近く、アクセス抜群の便利なエリア
どちらのエリアも海風を感じながら食事ができる絶好のロケーションです♪
キッチンカー充実のラインナップ
今年は11店舗のキッチンカーが出店予定です。
それぞれにこだわりがあって、選ぶのが楽しくなりそうです!
■麺類・温かい料理系
- 麺家 麺四郎:夜風で冷えた体を温めてくれる本格ラーメン
- きりたんぽ稲美:秋田名物きりたんぽの本格的な味を堪能
- 煙~KEMURI~:香ばしいBBQと燻製料理が自慢
■地元グルメ・肉料理系
- ラムだっちゃ:「厚切りラム串、ラム丼等、ヘルシーで健康志向なラム肉を使った屋台料理」
- ままざめ:地元の味を大切にした心温まる家庭料理
- TKフーズ:多彩なジャンルから選べる豊富なメニュー
■スイーツ・冷たいもの系
- (有)進藤冷菓:夏の暑さを吹き飛ばす秋田名物ババヘラアイスも
- #いちごって8割の人すきよね:インスタ映えするいちごスイーツ専門店
- 果まくら:旬のフルーツを使った贅沢スイーツ
- Treat Box:おしゃれなスイーツとドリンクが人気
どれも魅力的で目移りしてしまいますが、せっかくの機会なので秋田名物のきりたんぽやババヘラアイスはぜひ味わってみてくださいね。
露店・屋台も豊富
20店舗の露店も負けじと個性豊かなラインナップです。
昔ながらの屋台の雰囲気も楽しめます。
■本格グルメ系
- レストラン結心:地元食材にこだわった本格料理
- 焼肉ほるもん蒼:「ほるもん焼き、はらみ焼きは自家製のモミダレで漬け込み、柔らかジューシーな味わい」
- ベーカリー&ビストロ CRUST:焼きたてパンとビストロメニューの組み合わせ
- 和台所 小絆纏:日本料理の繊細で上品な味わい
■ラーメン・麺類系
- ラーメン哲学:店主のこだわりが詰まった一杯
- 石谷製麺工場:手作り麺の本格的な美味しさ
- 山内食堂:懐かしい食堂の味で心もほっこり
■お祭りエンタメ系
- 美好玩具:射的などの昔懐かしいお祭りゲーム
- Bar JUNGLE:大人の時間を演出する本格ドリンク
- Sweet Carnival:見た目も華やかなお祭りスイーツ
地元の老舗から新しいお店まで、それぞれが工夫を凝らしたメニューを用意しています。
お祭りの雰囲気を盛り上げる射的なども楽しめるので、お子さん連れの家族にも嬉しいですね♪
にかほの花火2025の穴場スポット5選!
人混みを避けてゆっくりと花火を楽しみたい方のために、地元の人も知るとっておきの穴場スポットをご紹介します。
道の駅象潟「ねむの丘」展望室
花火を「見下ろす」という贅沢な体験ができる、まさに特等席です。
6階の展望室からは、にかほ市の夜景と日本海、そして空高く打ち上がる花火をパノラマビューで一望できます
- 住所:秋田県にかほ市象潟町大塩越73-1
- アクセス:会場から車で約10分
- 駐車場:完備(無料)
- 設備:温泉、レストラン、お土産店併設
- 営業時間:9:00~21:00
地上から見上げる花火とは全く違った、壮大でロマンチックな光景を楽しめます。
設備も充実しているので、ゆったりと過ごせるのも魅力の一つです。
象潟海水浴場西側の砂浜
メイン会場から徒歩5分程度西側に移動するだけで、驚くほど静かなプライベートビーチのような空間が広がります。
- アクセス:象潟海水浴場から徒歩約5分
- 特徴:海面に映り込む花火の光も楽しめる幻想的な雰囲気
- 持参推奨:レジャーシート、懐中電灯
- 注意点:早めの場所取りが重要
波の音と花火の音が重なり合う音響効果は、まさに自然が作り出すBGMです。
視界を遮る建物もないため、花火全体をゆったりと楽しめる贅沢なスポットです♪
九十九島周辺
鳥海山のふもとに点在する103の島々「九十九島」は、松尾芭蕉も訪れた歴史ある名勝地です。
- 住所:秋田県にかほ市象潟町字塩焼島
- アクセス:JR象潟駅から車で約5分
- 特徴:田園の中に浮かぶ島々と花火の神秘的なコラボレーション
- 歴史的価値:国の天然記念物指定地域
昔は海だった場所で、現在の島は鳥海山の岩の塊という地質学的にも興味深いスポット。
この神秘的な地形と花火の組み合わせは、他では見ることのできない絶景です。
潮風公園
にかほ市平沢地区にある潮風公園は、地元の人に愛される開放的な公園です。
- 住所:秋田県にかほ市平沢
- アクセス:会場から車で約15分
- 特徴:広々とした芝生広場から花火を一望
- 設備:駐車場、トイレ完備
8月15日には「夢の祭典in潮風」という花火イベントも開催される場所なので、花火観覧の環境が整っているのも安心ポイントです。
国道7号線沿いの高台
車内から花火を楽しみたい方におすすめの、ドライブ観覧スポットです。
- アクセス:会場から車で約15分圏内
- 特徴:にかほ市の街並みの向こうに打ち上がる花火を俯瞰
- メリット:車内から快適に観覧可能
- 注意点:交通規制範囲外であることを事前確認必須、他の交通の妨げにならないよう注意
少し離れた位置から花火全体を俯瞰できるので、また違った角度からの美しさを発見できます。
安全運転と周囲への配慮を忘れずに楽しんでくださいね。
これらの穴場スポットを活用すれば、それぞれ異なる魅力で花火を堪能できます。
混雑を避けつつ、特別な思い出を作れることでしょう!
にかほの花火2025の駐車場情報
車でお越しの方が最も気になる駐車場情報について、詳しくご案内します。
会場周辺には一般向けの駐車場がないため、事前の計画が重要です。
■駐車場の基本方針
象潟海水浴場周辺には一般向けの駐車場は一切設けられていません。
これは安全確保と交通渋滞防止のための措置です。
その代わりに、市内3か所の臨時駐車場から会場まで、無料のシャトルバスが運行されます。
これが最も確実で便利なアクセス方法です♪
シャトルバス運行詳細
運行区間
行き | 帰り |
---|---|
象潟庁舎発 → B&G海洋センター行き | B&G海洋センター発 → 象潟庁舎行き |
仁賀保庁舎発・竹嶋潟(経由)→ B&G海洋センター行き | B&G海洋センター発 → 竹嶋潟(経由)・仁賀保庁舎行き |
■運行時間とポイント↓
- 随時運行していますが、満席の場合は次の便での案内となります
- 最終便がありますので、時間に余裕を持った利用が大切
- 道路状況により出発時刻が変動する場合があります
地元の方に聞いたところ、「シャトルバスは思っているよりスムーズに運行されるので、心配しすぎる必要はない」とのことでした。
主要駐車場の案内
■象潟庁舎駐車場
- 住所:にかほ市象潟町浜ノ田
- 料金:無料
- シャトルバス:あり
- 特徴:メイン駐車場の一つ
■仁賀保庁舎駐車場
- 住所:にかほ市平沢
- 料金:無料
- シャトルバス:あり(竹嶋潟経由)
- 特徴:日本海東北自動車道金浦ICから近い
■竹嶋潟スケートパーク駐車場
- 住所:にかほ市象潟町
- 料金:無料
- シャトルバス:あり(仁賀保庁舎経由)
- 特徴:シャトルバス経由地点
どの駐車場も無料で利用でき、シャトルバスも無料という嬉しいサービスです。
ただし、花火終了後は駐車場からの出庫で混雑が予想されるため、時間に余裕を持った行動をおすすめします!
にかほの花火2025のアクセス方法
花火大会へのアクセス方法について、それぞれのメリット・デメリットを含めて詳しくご紹介します。
電車でのアクセス(最推奨)
- 最寄り駅:JR羽越本線 象潟駅
- 駅から会場まで:徒歩5~10分
- 特急停車駅:はい(特急いなほ停車)
主要駅からのアクセス時間
出発駅 | 所要時間 | 利用列車 |
---|---|---|
秋田駅 | 約1時間30分 | 特急いなほ |
酒田駅 | 約30分 | 普通列車 |
新潟駅 | 約3時間 | 特急いなほ |
電車でのアクセスをおすすめする理由は本当にたくさんあります。
まず、交通規制の影響を一切受けないこと。駐車場を探す心配もなく、花火終了後の渋滞に巻き込まれることもありません。
さらに、お酒を楽しめるのも電車ならではの特典です。
花火の余韻に浸りながらゆっくりと帰路につけるのは、とても贅沢な時間ですね♪
車でのアクセス(シャトルバス利用)
■高速道路利用
- 日本海東北自動車道 象潟IC:象潟庁舎駐車場まで約10分
- 日本海東北自動車道 金浦IC:仁賀保庁舎駐車場まで約7分
- 日本海沿岸東北自動車道 遊佐菅里IC:象潟庁舎駐車場まで約25分
■一般道利用
国道7号線を利用して各駐車場へアクセス可能です。カーナビ設定は「象潟庁舎」「仁賀保庁舎」「竹嶋潟スケートパーク」のいずれかに設定してください。
車利用の場合でも、必ず指定駐車場からシャトルバスを利用することが重要です。
会場周辺での駐車は絶対に避けてくださいね。
公共交通機関利用を強く推奨する理由
地元の方からも「可能な限り電車利用を」という声が多く聞かれます。
その理由は明確で、交通規制による影響の大きさと、花火終了後の混雑の激しさです。
電車であれば、象潟駅から会場まで案内表示も充実しており、迷う心配もありません。
駅前には簡単な飲食店もあるので、到着後の時間調整も可能です。
何より、花火鑑賞という特別な体験を、交通渋滞のストレスで台無しにしたくないですよね。
スムーズなアクセスで、心から花火を楽しんでいただきたいと思います!
にかほの花火2025の交通規制情報
安全な花火大会運営のために実施される交通規制について、事前にしっかりと確認しておきましょう。
交通規制の基本情報
規制時間
- 会場周辺(象潟海水浴場付近):15:00~大会終了まで
- 周辺道路:17:00~大会終了まで
規制内容
- 車両通行止め
- 歩行者専用道路化
- 臨時交通整理員による案内
午後3時から段階的に規制が始まり、夕方5時にはより広範囲での規制となります。
この時間帯の把握が重要ですね。
規制エリアの詳細
規制範囲
象潟海水浴場を中心とした半径約1kmのエリアが主要な規制対象です。特に国道7号線から海水浴場への進入路は完全に通行止めとなります。
迂回路について
規制エリアを避けるには、内陸部を迂回するルートが必要です。しかし、詳細な迂回路については当日の交通整理員の案内に従うことが最も安全で確実です。
時間帯別の対策
15:00以前
この時間までであれば、会場周辺への車両進入は可能です。ただし、駐車場がないため、実質的なメリットは限定的です。
15:00~17:00
会場への直接アクセスはできませんが、周辺道路の通行は可能です。シャトルバス駐車場への移動はこの時間帯がおすすめです。
17:00以降
周辺道路も含めて本格的な規制が始まります。この時間以降は迂回ルートの利用が必須となります。
地元の交通整理に携わる方からは、「毎年、規制を知らずに来て困っている方を見かけます。
事前の情報収集と、できれば電車での来場をおすすめします」というアドバイスをいただきました。
当日の具体的な規制状況や迂回路については、現地の案内に従っていただくことが最も安全です。
計画的な移動を心がけて、安全に花火大会を楽しんでくださいね♪
まとめ
2025年のにかほの花火は、市制20周年という記念すべき年に開催される特別な花火大会です。
日本海をバックに約4,000発の花火が夜空を彩る光景は、きっと忘れられない思い出となるでしょう。
【重要ポイント総まとめ】
屋台・グルメ情報
- 象潟海水浴場のAエリア・Bエリアに合計31店舗(キッチンカー11、露店20)が出店
- 営業時間は17:00~21:30で、秋田名物きりたんぽやババヘラアイスも楽しめる
- 地元グルメからB級グルメまで、バラエティ豊かな選択肢で花火前後の時間も充実
駐車場・交通情報
- 会場周辺には一般駐車場なし、市内3か所の臨時駐車場から無料シャトルバス運行
- 15:00~会場周辺、17:00~周辺道路で交通規制実施、詳細は当日案内に従う
- JR象潟駅から会場まで徒歩5~10分の好立地で、電車利用が最もスムーズ
穴場スポット5選
- 道の駅象潟「ねむの丘」展望室:パノラマビューで花火を見下ろす贅沢体験
- 象潟海水浴場西側砂浜:静かな環境で海面の映り込みも楽しめる
- 九十九島周辺:歴史ある名勝地から眺める神秘的な花火
- 潮風公園:開放的な芝生広場でのんびり観覧
- 国道7号線沿い高台:車内から快適に花火全体を俯瞰
アクセス・規制情報
- 公共交通機関利用を強く推奨、交通規制や駐車場の心配が不要
- 特急いなほも停車する象潟駅利用で県外からのアクセスも便利
- 車利用の場合は必ず指定駐車場からシャトルバス利用
にかほの花火2025は、美しい日本海と約4,000発の花火が織りなす感動的な夜になること間違いありません!
事前の準備をしっかりと行い、安全で快適な花火鑑賞をお楽しみください。
公式サイト:にかほ市観光協会
お問い合わせ:にかほ市観光協会 TEL:0184-43-6608
コメント